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現代のようにSNSやメールによる通信手段が一般的になってくると、知らない人とめったに電話しないという場合も多いと思います。
増してや、病院に電話をかけるのであれば、いったいどこから話をすればいいのかと迷う方もいるかもしれません。
しかし、矯正歯科など病院に電話をかける際は、向こうから必要なことをしっかりと聞き取りしてくれるので、特にこちらで用意しておくべき内容などはありません。緊張せず気軽に電話してみてください。
クリニックに電話すると、次のような聞き取りがあります。
名前と連絡先は必ず聞かれます。名前は、実際に診療を受ける人のものを答えましょう。連絡先は電話番号のことですが、携帯でも固定電話でもかまいません。ただし、急なスケジュールの変更がある場合もありますから、いつでも電話を受けられる携帯の番号を答えるのがおすすめです。
歯科はほとんどの場合、診察を受ける日の予約が必要です。そのため電話連絡をした日の翌日や翌々日に行こうとしても、クリニックによっては予約が埋まっている可能性があります。口コミなどを確認し、普段混んでいそうなクリニックなら3週間前に。特に混んでいないようであれば1週間前ぐらいに予約してみてはいかがでしょうか。
クリニックに予約をする際は、以前も通院していたかどうかなど、初診か再診かを聞かれることがあります。初診の場合は問診を行ったり、診察券を新たに作成する場合が多く、実際の予約時間よりも10分ぐらい早めに来るように言われることが多いです。
電話で予約を行った際には、ごく簡単に、現在の症状や、希望する治療についての質問があります。どこか歯が痛いのか、詰め物が取れてしまったなど。矯正歯科の場合は、矯正を希望する旨を受け付けのスタッフに伝えましょう。
来院する前に、持参するものをチェックしておきましょう。
どんな人でも必要となるのが、診察券・保険証・お薬手帳です。人によっては医療証や内服している薬剤を持参する場合もあります。
その他、特定の病歴や事情のある人が持参すべきものもあるので該当する場合は忘れずに。
【一般的に必要なもの】
【特定の状況の方が必要なもの】
基本的なマナーとして、歯科医院を受診するのであれば、歯は磨いてから行きましょう。口の中が綺麗な状態であるほうが診察しやすくなりますし、おそらく、食べかすがたくさん口の中にあるようであれば、事前に歯磨きするよう促されるはずです。口をゆすいだだけでも、ある程度綺麗になりますが、歯の間には思いがけないほど食べかすが入り込んでいるものです。仕事帰りに歯科医院に立ち寄るような際には、歯ブラシを携帯しておき、職場のトイレなどで磨いてからの通院をおすすめします。
女性の場合は、歯科を来院する前に口紅やリップグロスは落とすようにしましょう。落とさないで行くと歯科医の操る器具に口紅やリップグロスがついて、余計な手間をかけたり、気をつかわせてしまいます。治療に専念してもらうという意味でも、口紅やリップグロスを落としてから診療を受けることは、患者自身のためにもなります。また、診察が終わったあと、ほとんどの人が口紅やリップグロスを塗り直すことになるので、そういった点からも事前に落としておくとよいでしょう。
どうも電話で予約するのは気が引けてしまうという場合は、ネット予約という方法もあります。現在、多くのクリニックがネット予約を導入しており、その歯科医院の公式サイトのフォームなどから申し込める場合もあれば、歯科専用のポータルサイトから予約することもできます。自分に合った予約方法を選んでみてください。
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